すちゃらか日記~ラ・ヴィダ・スチャラーカ~

高齢出産した保健師・・・といえば「育児なんて楽勝でしょ」って思うかもですが、知識はあれど経験不足なわたくしの、あまりにもすちゃらかな日々をつれづれなるままに書き綴った日記・・・になる予定。

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ごく最近の娘の寝顔です。


無事、腹腔鏡での手術を終え、
麻酔からさめた私。


「大丈夫ですか」とかなんとか
話しかけられて、返事をしようとしたときに
異様に喉が痛いことに気がついた。

全身麻酔をする際には必ず呼吸器をつけるのだけど、
そのために気道に結構長い管を挿入される。
(挿管といいます。)
麻酔が効いてから挿管されるし、麻酔が切れる直前に抜かれるので
そのことをすっかり忘れていたのだ。


部屋に帰るので手術台からストレッチャーに移動するときに
自分が裸であることに気がつく。
まあ、手術用の布がかけられてはいましたが。


それらのことから、私が一瞬のことのように感じている間に
粛々と手術は行われていたんだなあ、と実感。
と同時に、「もう全身麻酔は二度と嫌」と心に強く刻み込む。
楽と言えば楽ですが、怖いんですよ。
自分が知らない間に色々とされているのが。


手術室から出て、部屋までの記憶がほとんどないのは
たぶんまだうつらうつらしていたんだろう。
が、部屋につくと目が覚めるような出来事が・・・・。


看護師さんに服を着せてもらったり、
血栓予防の自動足動かし機(名前がわからん)を装着してもらったりして
やれやれと思っていると、ドクターKが病室を訪ねてきてくれた。


「どうですか。手術のほうはうまくいきましたが。」


「ありがとう・・・・なんか喉が痛いけどね・・・・」


「まあ、そうでしょうね。ところで


 切除した卵管見ますか?持ってきましょうか?」


「・・・・」


まあね。
一応、私も医療関係者だから
術後に手術でどういうことをしたのか、きちんと説明が必要ってことも
わかっちゃいるのだけれど、
そのときは「男の人って無神経だなあ」と反射的に感じてしまった。
ちゃんと断りをいれてくれるだけ親切なんだけどね。


しばらく考え込んでしまったけれど、今は冷静に見れないと判断し
ダンナに「悪いけど、見てきてくれないかな」と頼むことに。
ダンナが部屋を出て行って一人になると
それまで眠っていた脳が急に働き始めたように感じた。


入院してからここまで展開が速くて、ゆっくり考える暇がなかったけれど、
手術が終わってようやく私は
先ほどまで私の中にあった小さな命が今はもうないことを
じんわりとかみしめていた。
最初、子宮外妊娠の診断を受けたときも、週数が浅いからひょっとして・・・という
先生の言葉をわらにもすがる思いで信じて、お腹をさすりながら
「大丈夫、大丈夫だよ。がんばって育つんだよ。」と声をかけたことを思い出し、
「だから今まであんな狭いところでがんばっていたのかなあ」と思うと
涙がにじみ出てきた。
そのまま卵管においていても、胎児は育たないし
いずれは卵管が破裂して私自身の命も危ういということは百も承知。
手術してとってしまわなければならないことは頭では理解できたが、
心の中では「どうしてせっかく授かった命を切り取ってしまったんだろう」と叫んでいた。


・・・・終わらせようと思ったんですが、あと少しだけ続けます。




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