すちゃらか日記~ラ・ヴィダ・スチャラーカ~

高齢出産した保健師・・・といえば「育児なんて楽勝でしょ」って思うかもですが、知識はあれど経験不足なわたくしの、あまりにもすちゃらかな日々をつれづれなるままに書き綴った日記・・・になる予定。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

今現在、


二人目御懐妊なわたくし~~。


おめでとう(パチパチ)


なんですが、今回はドクターKに診てもらうことができません。
一人目を産んだ病院では今年の4月からお産の取り扱いがありません。
なぜか。


全国的に産院不足、産婦人科医(産科もやってくれる医師)が不足しています。
他の科にくらべて訴訟が多いことや、昼夜を問わない激務であることは
もちろん原因の一つになっているでしょうが、
急に産める所が少なくなってしまった大きな原因が
2004年からの研修医制度の変更なんだそうです。(聞きかじりです)
それまでは、卒業した大学に残って研修することになっていましたが
2004年からは自分の好きな病院を選択できるなったようです。
そうなると、今まで確保できていた研修医の数が足りなくなってしまう医大は
特に少ない産婦人科医の数を確保するために
あちこちの病院に派遣している医師を医大に呼び戻すことにしました。
そのために、医大の派遣医師のおかげで何とか切り盛りしていた地方病院の産婦人科は
医師が一人になってしまい、それでは四六時中の対応は無理!!
ってことで、産科を閉めてしまうところが続出してしまったのです。


上記の理由で、私が住んでいる市内の産婦人科は今年から産科を閉鎖してしまい
市内で産める場所はなくなってしまいました。
(もともとその産婦人科も長年の市民の要望で数年前にやっとできたばかりのものでした)
ドクターKが勤務していた病院はお隣の市にあったのですが、
ドクターKは何らかの事情でやめてしまったのです。


昨年、そのことを新聞の地方版をみて知った私。
子宮筋腫の定期検診も兼ねてドクターKに直接聞こうと3月に病院に行きました。


「新聞で見たんだけど、病院やめちゃうんだね」


「すいません。迷惑かけるんですが・・・」


「どこへ行くの?」


「○○市(他県)の病院へ」


「え~~!県内だったらまた診てもらおうと思ったのに」


「県内で医大の息がかかってない病院なんてないからね」


・・・辞める理由は聞けなかったけれど、↑でそれとなくわかってしまった気が。
おそらく、あちこちの病院で産科が閉鎖に追い込まれてしまうような
医大のやり方に反発したんかな。
医大に戻ることを拒否したことでこの病院にもいられなくなってしまったんだろうと思う。
私の推測ではあるんだけど。


ドクターKは誇りをもって産婦人科の仕事をしている稀有な医師の一人だと思うし、
そんな人を県外に出してしまうことがすごくもったいないと思う。
私が無事に自然分娩で出産できたのも彼が最後まで面倒みてくれたからだし、
(他の医師ならためらわずに帝王切開だったと思う)
できれば2人目の子どもも彼に取り上げて欲しかったなあ。


「じゃあ、私は次妊娠したらどこへ行けばいいの?」


「医大に行きなさい。リスクがあることはわかっているんだし、


 医師が一人しかいないようなところはお勧めできないよ」


彼のこの言い方も、言外に「もう安心してお産が出来るところは医大しかないんだよ」
という意味があったんだろうなあ。
その事実は4月以降、実感できるようになりましたが。


そのときの診察が終わった後、ちょっと泣きそうになりましたが
なんとか涙をこらえて


「どこにいっても、がんばってね」


もっと、今までお世話になったお礼をきちんと言いたかったけど言葉にならなかった。


「本当にお世話になりました」


といって、深々と頭を下げてくれたのはドクターKの方だった。
それをみて、本当に泣きそうになったのであわてて診察室を出たけれど
ひょっとしたらもう二度と会うこともないかもしれないのに、
愛想の無い別れ方だったな。


不思議な縁で私の子どもを取り上げてくれたK先生。
私はあなたの同級生だ、ということも誇らしいけれど
あなたのような医師に会えたことが何よりもうれしいです。
どの病院に行っても、身体を大切にして多くのお母さんたちに
幸せを運んでください。

スポンサーサイト
テーマ:働くママの育児日記 - ジャンル:育児

なんとかかんとか母子ともに元気に
出産を終えることができました。
時間は午後10時55分。
後で母子手帳をみると、出産時間は23時間59分。
・・・・なんで、24時間にしとかないんだ??


分娩室で色々と処置をしてもらい、
2時間ほどこのまま安静に、という指示が出る。
母は帰ることになりましが、ダンナはそのままつきそってくれることに。
心地よい疲労感とたまらない空腹感を感じていたので
「部屋に帰ったらモリモリ食うぞ~~」と
意気込んでいたんですが、実際に部屋に帰ってみると


は、はしが重い・・・・。


あんな細っちょろい棒切れ2本が鉄アレイのごとく重いですよ。
それに、ご飯が喉を通っていかないんですよ。
お腹は空いていましたが、二口ぐらい食べてあきらめました。


破水してからずーーーっと私につきっきりだったダンナ。
ヒゲも伸び放題だし、ろくに睡眠も食事も取れていないので
私と変わらないぐらい疲れきっていましたが、
深夜2時過ぎに家(私の実家ですが)に帰り、
次の日の朝はきちんと出勤したそうです。


ダンナ~~~、本当にありがとう~~~。



さて、次の日からボチボチと赤ちゃんのお世話をするわけですが、
私の娘、私の中にあった教科書的な新生児の常識をことごとく覆してくれました。


まず、生理的体重減少がほとんどなかった。
普通、生まれたての赤ちゃんはまだ乳を飲むのが上手ではなく
尿・便などはどんどん出ますから、数日間の間に出生時の体重より1割程度
体重が減少します。
が、娘は周りの赤ちゃん(私の出産後、続けて赤ちゃんが3人生まれました)が
授乳後のミルクを6mm、8mm、とか飲んでいる中
哺乳瓶に入れてもらった20mmのミルクをチュチュチュチュチューーーーっと一気飲み。
そりゃ体重減らないわな。


次にびっくりしたのは、新生児黄疸がほとんど全くといっていいほど出なかったこと。
黄色くならない赤ちゃんを見たのはわが娘が初めてです。
デジタル式の黄疸計測計で見ても出ていなかったそうです。
不思議~。


会陰切開の縫合部がかなり痛いと噂に聞いていましたが、
私の場合はそれほど痛くありませんでした。
ドーナツいすじゃなくても、ベッドの上で普通に横すわりできるほど。
ただ、破水した日から縫合部を抜糸してもらうまで
どんなにがんばってもウ○チが出ないんですよ。
というか、便意すらない。
それがですね、抜糸してもらったとたんに激しくネイチャーコールですよ。
そのときのトイレがですね、「第二の出産」かと思うほど辛かったです。


担当の学生さんたちは、出産シーンには立ち会えなくて残念がっていましたが
その後、赤ちゃんのお世話もよくしてくれました。
退院前の沐浴指導もしてくれたんですが、私も今まで何度も実習でしているので逆に
「お手本を見せてあげてね」と看護師さんに言われ
緊張のあまり、娘をベビーバスの中で落としそうに・・・。大丈夫でしたが。


5日間の入院生活もあっという間に過ぎ、明日は退院という晩。
明日から赤ちゃんと一緒の新しい生活が始まるんだと思うと
緊張と興奮、わくわくとどきどきで胸が一杯になりほとんど眠れませんでした。


翌日、お昼前に迎えに来てくれたダンナも目がしょぼしょぼ。
仕事でほとんど徹夜だったそうな。


帰る前にN先生が親子3人で記念写真を撮ってくれました。
親二人は目の下にクマが出来ているし、娘は大あくびという
ねむねむショットがアルバムの一番最初を飾っています。

テーマ:働くママの育児日記 - ジャンル:育児

陣痛促進剤入りの点滴も受け、いよいよお産も佳境ですよ。


「じゃあ、次の陣痛が来たときにいきんでみようか」


って、ドクターKは言うけど
はっきりいって、陣痛と陣痛の間も痛みが持続していて
いきむタイミングがさっぱりわからないのですよ。


(今回、結構生々しい話になるので
 続きを読む方はこちらからどうぞ)

続きを読む
テーマ:働くママの育児日記 - ジャンル:育児

子宮口が7cmぐらいから中々開いてくれず、
分娩台の上で陣痛が来るたびに
うなっている私。
母はタオルで顔を拭いてくれるし、ダンナは手を握ってくれるし
N先生は団扇で扇いでくれるし、と
相変わらずいたれりつくせり状態。


陣痛が来ると、痛みをこらえるのについ身体を突っ張るようにしていたら


「あ、だめだよ。そんな体勢じゃ股関節が狭くなって余計に子宮口が開かないよ」


と、私の足を持っていたドクターKを


「いったあぁーーーい!!なにすんねーーーーん!!」


思わず蹴り飛ばしてしまった私。
ごめん。まじ痛かったのよ。


そんなこともありつつ、数時間後。
なんとか子宮口開大10cmに、あともう少しなところまで来ました。


「そろそろ、分娩できるようにするから、ちょっと上の方にあがってて」


と、それまでベッド状だった分娩台の足場などを設置する助産師さんとドクターK。


・・・・本来ならですね、教科書どおりにいけばですね、
ここで妊婦さんは
「やった。やっといきめるんだ!」
と、ちょっとホッとする場面なんですが
待って、待って、なんか違うの~~、と戸惑う私。
ドクターKも分娩監視装置を眺めつつ、なにやら思案中ですよ。


「いきみたい感じする?」


「陣痛は痛いんだけど・・・・いきみたい感じには全くならないよ」


「だろうねえ」


だろうねえ、って。
どういうこと?


「陣痛がね、弱くなっているんだよ。
 破水もしているから、あまり長引くのもよくないし・・・
 ここまでがんばってきて帝王切開するのはもったいないし、
 陣痛促進剤を使ってみましょう」


できるだけ使わない、といっていた陣痛促進剤ですが
自分でも十分に自覚できるほど陣痛が弱い(痛いことは痛いんだけど)ので
使用に関しては文句ないです。
てか、いまさらお腹切るのは嫌ですよ。


で、持続点滴を入れられることになったんですが
私の血管、採血などで一時的に針を入れる分には何も問題ないんですが
持続点滴の細長い管状の針を入れるのがかなり難しく、
切迫早産で入院中も看護師さん・助産師さんのほとんどは上手く入れることができませんでした。
唯一、失敗ナシ・一回きりで入れることが出来るのはドクターKのみ。
なので、点滴の準備をしている助産師さんに
「すいませんが、点滴は先生にお願いできますか?」ときくと
快く「いいですよ」との返事。
安心して待っていたら、来てくれたのはN先生。


え~~~。

私のご指名はN先生じゃなくてドクターKなのよ~~~。


・・・N先生は今までなんとか点滴を入れることができても、
針を入れる場所が悪くて、すぐに漏れるからイヤなんですよ。


でも、そんなことは言えないので
とりあえずはされるがままに。
案の定、「いや、ここはアカンやろ」というようなところに針を入れられてしまいました。


これでいいのか、N先生よ。
そして、いきみはやってくるのか。

テーマ:働くママの育児日記 - ジャンル:育児

朝、破水して入院。
その日の夜11時ぐらいからやっと陣痛らしきものがやってきました。

あいてて~、おいてて~、ヒ・ヒ・フ~~

という感じで、まあまだ余裕がありましたが。
とりあえず、ナースコールを押して助産師さんに来てもらい
陣痛が始まったことを告げました。
その病棟は産科・婦人科と小児科が一緒になっていましたが
幸い妊婦さんの入院は私だけだったので
当直の優しい助産師さんは手があいている時間は
ほとんどずっとそばにいて腰をさすってくれました。


そうして、一睡もせずに夜が明けて
朝の診察で見てもらったら子宮口6cm!
おお!10cmまであと少しな感じじゃない。
当直の助産師さんも「あと少しだからがんばれ!」といって
帰っていきました。うん、がんばる。
朝方になると、(というか、深夜の時点ですでに)
かなり陣痛は強くなってきていて、
つきそってくれているダンナの手をぎゅぎゅぎゅっっっと握って

いてーよー。いてーよー。ヒ・ヒ・フ~~~ゥゥゥ・・・(後半力なし)

と、うなっておりました。
これよりもっと痛くならなきゃ赤ちゃん出て来れないのにどうするんだ私。


朝食も食べる気力がなく、牛乳だけ飲んでいましたが
ふと気がつくと昨日もついてくれた学生さん&私の母に囲まれていました。
・・・時間の感覚なんてどっかにいっちゃってます。
学生さんに腰をさすってもらったり、陣痛の無い間に足浴をしてもらったり
お水を飲ましてもらったり、団扇で扇いでもらったり・・・・と
かなりいたれりつくせり。
次に気がついたときには看護学校の先生や病棟の看護師長さんまでついて
ああしたほうがいい、こうしたほうがいい、とアドバイスをくれています。
学生さんに担がれるようにして廊下を歩かされたときは
「ちょっと勘弁して~~」と思いましたが。


それでですね、学生さんたちも帰った夕方の内診の結果がですよ

「う~~~ん、子宮口6から7cmってとこかなあ」(byドクターK)

って、なんなんですか。

「え~~~!あんなに痛いのがまんしてるのにぃ~~~???」

と思わず非難がましく言ってしまった私に


「ま、朝から今までの分はナシってことで」

(この瞬間だけ同級生だったぞ)


なんじゃいな。学生さんと私の努力は無駄だったんですか。
っていうより、いたれりつくせりだったのがいけなかったのか。
ともあれ、診察のために上った分娩台から
本当は隣の陣痛室に移動しなければいけないんだけれど
その結果を聞いて脱力&痛みがますます強くなってきた私は分娩台から降りられず。
他に出産予定の人がいなかったので、そのまま分娩台でがんばることになりました。


この病院、ドクターKの方針なのか
病院にしてはめずらしく、出産前の前処置が全くありませんでした。
たいていは陣痛が始まって入院すると
(1)剃毛(ていもう)・・・つまり毛をそること。
(2)浣腸・・・直腸を空にすることと刺激をあたえることで陣痛を促すんだそうな。
(3)ルート確保・・・分娩中に何かあったら輸液や輸血が必要になることもあるので
            あらかじめ24時間点滴を入れておくこと。
以上の3点セットがあるものと聞いていたのですが、「しないよ」とドクターKに言われました。
さらに、「陣痛促進剤もできるだけ使わない」「会陰切開も基本的にしない」と言われ
かなりびっくり。
さすが、アクティブバースの本とか置いてある病院だけのことはあるわ。
(ドクターKが目指しているのはそこなのかなあ>アクティブバース)


それはともかく、、この日はラッキーなことにドクターKも
もう一人のN先生もいたので万全の体制でお産に臨める私ですよ。
しかし、ウンウンうなっている割には中々進まないんですよ。
なので、まだ続くんですよ。

テーマ:働くママの育児日記 - ジャンル:育児
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。